ジョセフ・ラックマン:アイアイハウス(社会福祉法人、ボランティア)

アイアイハウス(社会福祉法人)

私は毎週一回ボランティアとしてアイアイハウスという社会福祉法人に通っている。そこで障碍者のお手伝いをさせていただいています。秋学期の留学生にとって、最初は京都での友達や知り合いがあまりいなくて、文化的な価値があるアクティビティを見つけるのは大変だったが、私たちのネットワークが広がれば広がるほど京都での生活が面白くなる。日本のほとんどの大学は私たちの春学期に休みであるため、春学期にいいCIPを目つけるのは難しいが、案外もっと価値があるCIPが見つかるかもしれない。やっぱりCIPの価値は本当に留学生の努力によるだと思う。

秋学期は、どんなアクティビティをすればいいかよく分からなくて、テニスにした。すぐグループを見つけて、入って、グループのメンバーになれたが、後悔している訳でもないが、もっといいCIPがあるはずだと思っていた。それで時間がたつとともにいろんなサークルに入ってきた。今は太鼓や英会話や幼稚園でのボランティアや今のアイアイハウスのボランティアをやっているが、その中で分かってきたのは、テニスより私にとって価値がある活動はいっぱいあるということだ。
アイアイハウスでは、毎日20年代と30年代の障碍者の世話を見ている。京都に引っ越して来たすぐ後英会話の先生をし始めた。知り合いのお家で週一回英語を教えている。この人はアイアイハウスに勤めているので、知り合いの紹介をきっかけとしてアイアイハウスでボランティアをし始めた。アイアイハウスの障碍者は二つのグループに別れている。一階の人達はもっと重い障害を抱えている。ほとんどは車椅子に座っている。二階の人達の障害はもうちょっと軽いが、どちらでもユニークな問題が明らかになる。最近はよく二階の人達と仕事をしている。実は、二階の人達は毎週水曜日にパン屋さんをしている。誰でも出来る仕事はあるので、障碍者たち皆はそれぞれの役割を見つけ、精神衛生と体調を維持しながらアイアイハウスのために働いている。その上、アイアイハウスの人達皆は私にとても優しい。たまに職員さんに食事に誘われた。お正月の時、私がホームステイの家にいられないことを分かった時、アイアイハウスの職員さんは一週間ぐらい私をご両親の家に誘ってくれた。

時間がたつと共に私の障碍者たちとの関係が進化してきた。本当に嬉しかったのは、最近皆が私の名前を覚えてくれたことだ。たまにこの人達が障害を持っているのを忘れる。コミュニケーションの仕方が違っても障害者より普通の友達として見えてきた。この人達と時間を過ごせば過ごすほど皆のそれぞれの特徴や性格が分かってくる。僕が予想していたより面白い。障碍者の行動を見学することで日本とアメリカの人の考え方が根本的にどう違うか分かってくる。

3 thoughts on “ジョセフ・ラックマン:アイアイハウス(社会福祉法人、ボランティア)

  1. ジョーさんの活動についての説明を読ませてもらいました。秋学期になんとなくCIPを選び、色々渡り歩いた上で、ひょんな縁から見つかった、アイアイハウス。そこで少しずつ自分の居場所を確立していって、今では、名前を覚えてもらえるまでになった。感動的な話です!ジョーさんは、CIPの模範生ですね。「CIPの価値は本当に留学生の努力による」というのも、ジョーさんの口から出てこそ、訴える力があります。また、日本人、外国人、健常者、障碍者、それぞれに違いはあるにせよ、通じ合えるのだというところにたどり着いたのは、異文化間コミニケーションの極みだと思います。素晴らしい!京都での残りの時間を大切にして、益々いい経験をしてもらえればと思います。追伸 いつかジョーさんのピアノ演奏も聞きたいな!

    • 中村先生、コメントありがとうございました。この間オフィスでちょっとお話出来て嬉しかったです。やっぱりCIPから分かったのは、人間関係をもっと大事にしなければなりません。8月まで今の学生ビザを使えますので、KCJSが終わったら、アイアイハウスに通い続けると思います。だからこれからも頑張りたいと思います。

      もし機会があれば、アマーストハウスにはピアノがありますので、先生が聞いてくれると嬉しいです。

  2. お返事ありがとう!素晴らしい気づきがあって本当によかったね。ピアノ演奏ぜひ!!修了式がアマーストハウスであるから、その時にぜひ披露してください。ショパンかドビュッシーがいいなぁ。楽しみにしてます!

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