ライネキ・ガブリエル:お琴

私は一ヶ月位前に、井元先生の元でお琴を習い始めました。お琴には生田流と山田流の二つの主な筝曲の流儀がありますが、井元先生が教えて下さっているのは生田流です。

お琴を弾く時、親指(1)・人差し指(2)・中指(3) の三つの指に「爪」と言うギター・ピックのような物をはめて、糸を爪弾きます。二つの流儀の第一違いはこの爪の形なのです。私が習っている生田流では、爪が四角い爪で、山田流のは丸い爪です。もう一つの違いは、山田流では、お琴に対して真っ直ぐに座って弾くものの、生田流では斜めに座るのです。

お琴には十三の糸があるのですが、自分から一番遠い絃から順番に一から十三まで数えます。けれども、お琴の楽譜は音符の代わりに漢字の数字で書いてあるため、二つの字を使う「十一」「十二」「十三」の糸は別名で呼ばれるようになりました。十一本の糸は「斗(ト)」と呼んで、十二本のは「為(イ)」で、十三本のは「巾(キン)」となっています。

お琴は千六百年以前からの日本の伝統楽器で、とても綺麗な音を出しますから、皆さん、是非聞いてみてください!

One thought on “ライネキ・ガブリエル:お琴

  1. ガブリさん
     日本の生活、楽しんでいるようですね。お琴、すてきですね。頑張って続けてください。では、また。

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