セシリア・ドルフ:英語のアシスタント

私は先学期から引き続き、京都市立大原学院で小学生と中学生に英語を教えていて、先学期から続けている。大原は京都市内の中心部から一時間かかる田舎にある。大原には人が少ないだが、景色がきれいで、有名な神社もある。冬に大原は雪だらけになるそうだが、まだ雪を見たことはない。大原学院は小学校と中学校が一緒にあって学校は結構大きいのに、生徒は九十人しかいない。

毎週水曜日に大原に行って、子供達と給食を食べたり、遊んだり、英語を教えたりする。十二時半から五時半まで大原にいるから、生徒の昼ご飯の時間から放課後までいる。毎回英語を教えることができないけど、他の活動に参加して、英語だけを使う。

たいてい、大原に着くと小学校一年生と昼ご飯の準備をして、一緒に給食を食べる。一年生は英語が分からないが、私はいつも英語で話している。給食の後、英語の先生と英語の授業の準備をして、一年生と二年生の授業を教える。生徒が正しい英語の発音が聞けるように、私は全部英語を使って、英語の先生に日本語の翻訳をしてもらう。時々、私はどういうふうに英語を教えるのを決められる。その後、中学校の一年生の授業を教えるか、他の中学生の授業に参加する。この生徒は小学生よりもっと複雑な英語が使える。先学期、中学生の漢字や地理や科学などの授業に参加することができた。

放課後は、バドミントン部と一緒に練習しる。バドミントン部で英語だけ使いたいですが、学校の先生と一緒に練習しているので、時々日本語が必要だ。できれば、英語で数える。最後に、まなびに行く。まなびというのは、生徒が両親が迎えに来るを待っている間に、図書館で宿題をしたり、本を読んだり、ゲームをしたりする時間のことだ。まなびで私の仕事は学生の宿題を手伝ったり、英語の本を読んだり、ゲームをして一緒に遊んだりすることだ。学生の宿題はだいたい日本語の宿題けど、その時、日本語を練習することができる。先学期、天気がよかったら、生徒と外で遊んでいたが、今学期はとても寒いから、図書館の中に遊んでいる。

このCIPは大原学院の学年が終わるまでに行けるから、2月末は最後だ。その後、他のCIPを探さなければならない。多分、KIXSの活動に参加したいと思う。

タイラ・ロバーツ:社交ダンス

私は京大アマチュアダンスクラブと一緒に社交ダンスを練習しています。 毎週、水曜日と土曜日に京都こども文化会館で三時間練習しています。毎回、二つのダンスを習っていて、パートナーと一緒に練習しています。たとえば、先週、ジャイブとタンゴを習いました。みんなはとてもやさしくて、楽しい人です。ダンスの練習の後で、私たちはいろいろなところに食べに行きます。とても楽しいCIPです。

アンドレス・オリバー:太鼓

先学期は書道部に入っていたが、春休みに活動がないので、太鼓に変える事にした。二人の友達がすでに秋学期から入っていたので、初めて行った時にそんなに緊張しなかった。太鼓はサークルではなく、練習の会である。子供から中年の人まで来て、太鼓の先生にたたき方を教えていただく。太鼓をたたいた経験が全くなかったので、かなり難しいだろうと思ったが、実際はわずか一日の練習でたたき方が習えた。ところが、太鼓の難しいところは何かと言うと、音を出すというより、動き方を習う事とリズムに会わせる事である。例えば、僕が普段たたく太鼓をたたくのには、足をVの形にして、座ってたたく。このように座ると背中はすぐ痛くなるから、二時間の練習はしんどい。しかし、本当に楽しくて、いいストレス解消である。それに、みなさんが一緒にたたいたら、一体感を感じられるのだ。

書道というのは集中が必要な事なので、先学期のサークルではメンバーとあまり会話できなかった。一方、太鼓のレッスンの時には皆さんが気楽に話したりするから、今学期の方が交流できていると思う。他のメンバーはとても優しいから、遠慮せずに話せるという感じがする。これからみなさんともっと楽しんで演奏できる事に楽しみにしている。

リンジー・小笹:暗黒舞踏

私はアジア研究とモダンダンスの専攻なので、舞踏に興味を持ち始めた。毎週土曜日に二時間半の舞踏ワークショップに行く。今貂子という先生が1985年にIma Tenko + Kirazaという舞踏カンパニーを作った。暗黒舞踏はアングラの芸術なので、その存在を知らない人もたくさんいる。1966年に土方巽と大野一雄が第二次世界大戦への抗議を表すために、暗黒舞踏を確立した。土方は「イマジネーションと身体を結びつける回路の開発」という思想を教えた。舞踏は前衛的な形式から、色々なイメージを考えて、それを身体で表現する。そんな方法を今先生のワークショップで練習している。

最初に、筋肉を緩めて自分の身体の意識を見つけるために、様々な呼吸の練習をする。次は、立ち禅をする。手で空気を集めながら、身体が建物になる。身体の建物の窓を開けて、風が入ったり出たりするのを感じる。五分間、そのまま立っていると、身体の意識が強くなる。その後で、もう一つの意識の活動をする。空気をたくさん吸いたいから、身体が凹む形を作りながら、吸って、そしていきなり凸の形を作る。この身体の形から、ゆっくり下がって生卵の形を作る。生卵なので、壊れないように、丁寧に床に倒れなければならない。その後、一分ぐらいでまた立つ。立つ時に気をつけることは、足から頭までだんだん立つことだ。この二つの活動はすごく難しいが、自分のコントロール力が上がると思う。

クリステン・リー:ミュージアムのボランティア

CIPは京都国際マンガミュージアムのボランティアです。マンガミュージアムは三階建てです。漫画は30万冊ありますが,みなさんは5万冊読めます。1945年から2005年までの有名な漫画もあります。

毎日曜日ベリーさんと一緒にミュージアムに行きます。ボランティア活動は英語のガイドなので、外国人のお客様が来た時、英語で案内したり、説明したりします。ミュージアムにたいてい二時から四時までいます。

初めはマンガミュージアムのYさんがミュージアムの案内をしてくれました。それから、Yさんはみなさんに私たちを紹介してくれました。最近Uさんというボランティアの人も教えてくれます。私たちが質問をすると、Uさんはよく教えてくれます。先週初めて自分で英語のツアーをしました。

サマンサ・リー:京大病院のボランティア

先学期CIPのために京都大学病院の「にこにこトマト」(にこトマ)」というボランティアのグループに入って、本当に楽しい経験をしたので、今学期も同じ活動を続けることにした。だから毎週木曜日に他の四人のKCJSの学生と京大病院に行く。にこトマというのは病気の子供の病院での生活をもっと楽しませるグループだ。他のボランティア達は皆女の人で、子供のために一所懸命がんばっているようだ。

毎週たいてい子供のためにボランティア達とカードを作るが、カードはいつもとてもきれいだと思う。そしてたいていカードといっしょにキャンデーを子供たちに配る。例えば、先学期ハロウィーンとクリスマスのカードを作った。にこトマはハロウィーンとクリスマスのイベントも行ったが、イベントはいつもとても楽しい。クリスマスカフェで子供達と子供達の家族にクレープやケーキといったお菓子をあげた。今学期、写真を整えたり、小児科のセクションのろうかを飾ったりした。今月の飾りのテーマは「にこトマの誕生日」なので、色々な過去のにこトマの活動の写真があった。そして今月の重要なイベントはバザーだから先週バザーのために皆さんと寄付された商品の値段を決めた。バザーで売るパスタソースはたった80円だけだから、絶対に買いたい。寄付された商品がいっぱいあって、コミュニティーは本当ににこトマを手伝っているようだ。

ジュリー・シー:ニコトマボランティア(京大病院)

私はCIPとして、京大病院のニコトマというグループでボランティアをしています。ニコトマは病気の子供たちのために色々な楽しい活動をするグループです。毎週違う活動があって、子供と遊んだり、ニコトマの人達を手伝ったりします。ニコトマのグループの人達はやさしくて、各活動に自分の心を使って努力をします。二月に子供のバレンタインチョコを作った時、チョコのふくろは全部手で作ったのですが、それは細かくて、きれいでした。

そのふくろを作りながら、私は他のボランティアの人たちと話しました。KCJSから来ている学生がたくさんいたから、私たちの出身とか大学などの質問をされました。それから、日本とアメリカの違いも話しました。ボランティアに来る人は週によって違うから、毎回新しい人に会って、自己紹介をしました。大人の人以外に、同志社女子大学と京大から来る学生と一緒にボランティアをしています。それから、子供と遊ぶ時は、簡単な日本語でもいいです。言葉が上手に話せるより、笑顔でいることが大切だと気がつきました。

ニコトマの人たちに聞かれた質問の中で一番難しかったのは「どうして日本に来て、日本語を勉強したいと思ったんですか」という質問です。その質問をされると、いつもあいまいな答えしかできません。色々な理由があるから、はっきり言うことが出来ないのです。けれども、はっきりしていることは日本に来て、たくさん経験したいということで、もちろんニコトマは大切な経験だと思います。

ナターシャ・ガリン:京大合唱団(コーラス)

私は今学期も「京大合唱団」というCIPを続けています。先月私はKCJS5人の京都大学合唱団(がっしょうだん、コーラス)の希望者を手伝って、メンバーになれるように合唱団の仲間に連絡して、アルト3人で、全部5人を新人として合唱団に追加しました。その合唱団は京大のキャンパスの吉田寮の隣の「BOX」というすごく古くて大きい建物で練習します。まだ冬なのせいで、寒くてたまに大変だけどみんなはがんばっています。女声の練習は一週に二回で、男声のは週に三回です。その上、それぞれの練習は二時間以上なので、ちょっと時間がかかりますが、先学期みたいに楽しいです。

合唱団が練習している歌は今学期日本語だけでよかったです。先学期は日本語もハンガリー語で書いてあったため、発音が難しかった。しかし、歌がきれいなので、私はかまいません。京大合唱団には約80人もメンバーがいるから、ちょっと人数が多いです。でも、私と同じ声域(せいいき)のアルトの女性たちはとても親切で、よく私を助けてくれるから、安心できます。そして今、私は経験があるので、KCJSのクラスメートに色々なことを教えなければならないけど、もっと仲間が来てくれてよかったです。

今学期だれがどの役をするかが変わったので、ちょっと未来へ走っているみたいですが、後任(こうにん)は上手だから、心配するやらなつかしくなるやらことありません。

私たちの発表会(コンサート)が4月の終わりにあります。帰国するまえにチャンスがあれば、よかったらぜひ見に来て下さい!

デイビッド・グレケル:囲碁

ぼくのCIPは囲碁を打つことだ。囲碁というのは伝統的な日本のゲームだ。中国から来たが、日本でも人気だ。僕は三年前、アメリカで習った。打ち始めた時から、いつか日本で打ちたいと思っていた。アメリカで囲碁はそんなに人気じゃないから、日本に早く来たかった。しかし、今は春休みだから、大学のサークルはあまり活動ない。

運良く、京都の囲碁サロンは活動があった。からすまおいけに近いサロンに時々行く。毎週一回700円払って、サロンに入る。大半はお年寄りだが、いつも僕にやさしい。僕は若い外国人だから、いつもじろじろ見られる。でも、同志社の大学生もいて、友達になった。

囲碁を打つ時に、相手の年は重要じゃない。石を打つと、相手の性格が見える。終わったら、相手と試合について話すことは普通で、相手の日本語が分からないときも時々あるが、それほど困らない。

サロンには普通の人以外に、プロもいる。ちょっと高いが、プロと打つと、早く強くなる。あるプロと打ったことがある。とても強くて、その先生の忠告はとても役に立つ。囲碁の打ち方を習う以外に、打ち終わったらその先生と試合を勉強することは僕の日本語の勉強にもなっている。

シューイ・シャン:生け花

今京都で日本語と日本文化を勉強していますが、大学の授業以外の経験も大切だから、CIPで日本人の生活を体験しています。私のCIPは二つの活動です。まず、「京都研究会」という同志社大学の散策サークルに参加しています。しかし、二月と三月はほとんど春休みだから、毎週活動をするのは無理です。それで、三月末までは、毎週楽しい生け花のクラスをとっています。生け花の流派がいくつもあるけれど、私の先生が華道「嵯峨御流」の先生です。日によって学生の人数は違いますが、私が今まで会った学生は四人で、みんな三〜四十歳ぐらいの女性です。外国人の大学生はもちろん私だけです。

一時間のクラスで先生のもとに一つの生け花をします。生け花はかなり深い芸術だから、毎回お花と容器が前のと違って、たくさん習っています。習う型を説明するシートも先生からもらいます。さらに、クラスで使ったお花を家に持って帰って、もう一度生け花ができます。私はもともとお花が好きなので、とても楽しくしています。