レーノール・メサ:囲碁の教室

僕のCIPは囲碁の授業です。毎週月曜日、四条のそばの京都囲碁サロンへ行って、十人ぐらいの生徒と囲碁を習っています。そのサロンはちょっと小さいですが、教室の雰囲気は楽しいです。

日本に来る前に、囲碁を聞いたことはありましたけど、したことはありませんでした。囲碁の基本的なルールは一見、簡単そうです。黒い石を持つ人がいて、相手は白い石を持ちます。黒は最初に石を置いて、それから相手が置きます。目標が相手の石を囲むことだから、一番多くの石を囲んだ人が勝ちます。でも、石を置くときに、多数の可能性があります。

戦略的に石を置くことを習うのは囲碁の難しさです。僕は囲碁をし始めたばかりだから、一般的に囲碁を戦略的にあまりしません。それで、何回も負けたけど、たくさんの経験を得てきています。相手は一般的にお年寄りで、囲碁をする間に話すことは楽しいです。でも、まだ三週間しか行っていないので、これからです。

クリスチャン・デラパス:パルクール

KCJSのCIPのために私は「パルクール」を選んだ。どうしてパルクールを選んだのかというと簡単で面白そうだからである。パルクールをする人が映画によく現れるのでパルクールの人気がアメリカばかりでなく世界中で高くなってきていると言える。私は高校時代からパルクールに興味を持っているが京都に来るまで機会がなかったので「NaGaRe」というパルクールのチームを見つけるとすぐパルクールを選んだ。

「NaGaRe」というチームは関西のチームなので稽古する時に京都か大阪の公園でする。毎週末稽古があるがどこに集まるかは日によって違うので毎週「nagareparkour.jp」というサイトをチェックしなければならない。稽古は三時間かかり、毎回同じ順番である。

ストレッチ → パルクールの基礎トレーニング → パルクールを用いたゲーム → クールダウン→フリータイム

このようにすればけがをせずにパルクールの技を習い、パルクールのスキルを上げることができる。パルクールは経験がなければ本当に怖いことかもしれないが怖くても面白い役立つスキルと思うので今学期頑張ろうと思う。

キム・コームズ:にこにこトマト

私のCIPはニコニコトマトという京都大学医学部附属のボランティアプログラムです。バスで同志社から京都大学医学部附属まで15分ぐらいです。ニコニコトマトは病気の子供と遊ぶボランティアのグループです。

毎週たくさんレッスンや美術工芸や音楽療法があります。普通、一週間に一回ニコニコトマトへ行っています。今週、一緒に雛祭りをしました。ニコニコトマトのボランティアはほとんど中年の女性です。ボランティアをしている人はとても優しく、手伝ってあげたいという気持ちがあるみたいです。ニコニコトマトはとても楽しいです。

hinamatsuri

ロザリー・ガイ:京都囲碁サロン

私は先学期と同じように毎週月曜日に四条堀川の近くにある京都囲碁サロンに行っています。そこで、1時から5時頃まで、他の学生と一緒に囲碁を打って、囲碁の理論と定石などを学びます。サロンの皆は、私と他のKCJSの学生以外、ほとんど60歳以上ですが、いつも元気に囲碁を打ちます。みんなはいつも最初に「こんにちは」などの挨拶をして部屋に入って、そして先生が前に行って囲碁教室を始めるまで他の人と話したりします。そして1時頃、先生が囲碁の問題を皆とし始めますが、誰かの答えが間違っても、問題の最後まで打ちます。そしてサロンの人はどこが正しくなかったかを先生に説明していただいて、1時半から試合をします。

サロンの中に、掲示板があって、みんなの名前とランキングが書いてあります。私は1月から今までずっと18級でした。級に応じて人のハンデが変わるので、それを決めるために書いてありますが、それを見ると、早く上に上がりたい気持ちが強くなってきます。でも、先生は負けても勉強だとおっしゃるので、「負けは勝ち」の意味がしっかりわかるようになるまで、18級の私は頑張り続けます。

ハイメ・グズマン:合気道京都

僕はCIPのために合気道を選びました。合気道をしたことがありませんでしたけれども、とても面白そうで、合気道についての本を持っているから、してみたかったです。僕は一週間に一、二回合気道の道場に行きます。このレッスンは基本技クラスといって、火曜日と木曜日に行われます。そして、二人の先生がいらっしゃいます。火曜日のクラスはモルガン先生が担当しますが、木曜日のクラスは岡本が担当します。今、僕はまだ基本的な動きを習っています。時々、とても難しいと思いますが、とても楽しいと思います。アマースト大学で空手を一年間しましたが、合気道ではよく正座をします。でも、合気道のほうが好きです。

ピーキー・ユーター:パルクール

私はCIPとしてパルクールを始めました。パルクールは走ったり、飛んだり、登ったりという動きをして、自分を鍛えるスポーツです。先週の日曜日に小坂の鶴見緑地で活動している「ながれ」というパルクールグループに初めて行きました。初めての練習は鶴見緑地でしたが、他にも関西のいろいろなところでします。練習でヒロキ先輩とシュガーというリーダーからいろいろな動きをおしえてもらいました。例えば、ストライドという走り方とか壁を上ることなどです。二人はすごく上手なパルクール選手ですから足だけで壁をのぼったり、20メートルをジャンプしたり、できます。学ぶことがたくさんあります。私が「ながれ」に入ったのは本当の自由を見つけたかったからです。これからがんばってしていくつもりです。

モーガン・ハーン:弓道

2月2日から平安神宮の近くの武道センターで弓道をしています。アメリカでアーチェリーはしたことがありますが、子供の時からどうしても特別で伝統的な日本の弓道をしてみたかったのに、これまではしたことがありませんでした。なぜどうしてもしてみたかったかというと、たぶん「モノノケ姫」の弓を使うアシタカという登場人物のかっこよさや、禅の影響があることに興味があるせいだと思います。

毎週月曜日と木曜日に他のKCJSの友達と203番のバスに乗って、熊野神社前で降りて、武道センターまで歩きます。センターでは靴を脱いだ後で、教えて下さる先生にまず挨拶して、そして離れ方の形を練習します。生徒が多いですから、川口先生はお忙しいで、よく先生の代わりに先輩の生徒さんが私たちの形を直してくれます。その時以外は他の生徒とあまり話しませんが、話さない時でさえ日本文化について学んでいるのではないかと思います。そういうことを学ぶために、私は武道センターに通って、頑張り続けます。

サミ・バングラ:クレソン(KLEXON)

CIPとしては、KLEXON(クレソン)というサークルに入っています。 KLEXONの目的は英語と日本語で国際交流をできることです。日本人も外国人も参加して、英語と日本語を練習しながら、他の国の文化について学びます。
 
KLEXONのミーティングはWINGS KYOTOというビルで、毎週火曜日7PM~9PMにあります。一時間目にはスピードデーティングみたいな活動があります。外国人、あるいは上手に英語が話せる日本人は座ったままで、英語を練習したい日本人が順番に新しい相手の所に行き、その日の話題について話します。二時間目にはグループの活動です。みんなは小さいグループに分かれて、自己紹介をします。そして、話題に関連した絵を描いて、グループに描いた絵が何を描写しているか説明します。最後の活動は同じグループで質問に二つ答えることです。各質問について話すのは10分ぐらいで、日本語でも英語でもいいです。
 
これまで、色々な面白い話題について話しました。例えば、2月25日のミーティングのテーマは「子供の時」でした。このテーマから、みんなの大事な思い出とか夢などについて学びました。その上、アメリカで育つ子供の生活と日本で育つ子供の生活の違いが分かるようになりました。CIPの目標を達成するために、KLEXONはいい活動だと思います。

フィービー・ホーガン:弓道

私はCIPとして、弓道のレッスンを受けています。月曜日と木曜日に熊野神社の近くの武道センターで一時間のレッスンを受けます。他の二人の学生と一緒に行きますから、本当に楽しいです。

普通だったら、弓道を始めた後で三ヶ月は弓矢を使いません。だから、私たちもはじめは弓を使わないで動作だけを練習しました。でも、私たちはあまり時間がありませんから、川口先生は例外的な措置をしてくださって、二週間後に弓を使わせてくださいました。そしてその一週間後には矢も使いはじめました。

私はアメリカで何年もアーチェリーをしていましたから、弓道に興味を持ちました。アーチェリーと弓道は本当に違います。弓や体勢ややり方はとても違うのに、両方とも集中がとても大切です。難しいスポーツですが、集中すれば、頭が冷静になりますから、弓道が大好きです。

ディーン・ニュエン:京大病院ボランティアニコニコトマト

京大病院の小児科病棟にニコニコトマトというボランティア団体があります。ニコニコトマトでは子供と色々な活動をしています。日によって違う活動をします。例えば、絵を描いたり、バザーをしたり、本を読んだり、歌を歌ったり、子供はたくさん活動が出来きます。

今学期、僕はニコニコトマトで手伝っています。子供が好きで、アメリカでもよく幼い親戚と遊んで、同じようなボランティアしたかったから、ニコニコトマトを選びました。一週間に一、二回行って、そこで子供と遊びます。プレールームに来た子供はいつも元気そうだし、満面の笑顔だし、大声で笑っているし、とても楽しい雰囲気です。最近、ニコニコトマトは20周年記念のイベントがあったから、他のボランティアする人とたくさん準備しました。準備している時、色々なことを話して、仲がよくなったと思います。

ニコニコトマトはとても楽しくて、面白い場所だと思います。